Okayama Osteopathy Institute 岡山オステオパシー研究所
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(注)文中用語について
オステオパシー医学とは
オステオパシーの原理
研究テーマ
テクニックの系統別分類
@筋膜リリース
Aカウンターストレイン
B筋エネルギーテクニック
C神経・筋テクニック
D頭蓋仙骨療法
E内臓マニピュレーション
F高速低振幅H.V.L.A
G体性感情解放
 

【オステオパシーテクニックの系統別分類】


オステオパシーテクニックの系統分類の仕方は、捉え方により違いますが、ここでは、
@筋骨格神経系、A硬膜系、B内臓系、Cハード手技系、Dその他
に大別して説明していきます。


@筋骨格神経系アプローチ(軟部組織マニピュレーションSoft tissue manipulation)
身体の組織で、骨格以外の組織は全て筋肉だといえます(体毛・爪以外)。
内臓も内臓筋という筋肉です。血管・リンパ管等の組織も内臓筋なのです。それに対して身体を動かすために使うのは、骨格筋という筋肉です。この骨格以外の柔らかい組織を総称して「軟部組織」と言います。
血管・リンパ系以外の内臓筋へのアプローチは、「内臓マニピュレーション」で行いますので、ここでは骨格筋および筋膜(筋肉を覆う膜)、血管・リンパ系へのアプローチを「軟部組織マニピュレーション」と位置つけます。
  
 <主な目的> 
筋肉・筋膜の拘縮の解放
椎骨・骨格矯正(頭蓋・顎関節を含む)
血流不全・リンパ液流不全の改善
神経障害の改善
上記の不全に起因する「痛み」「しびれ」「耳鳴り」「スポーツ障害」「不定愁訴」などの改善

 <主要テクニック>
1、筋膜リリース(マイオファッシャル・リリース M.F.R.)
  (コンフォートマニュアル・リリース)

2、ストレイン・カウンターストレイン(S.C.S.)
  (コンフォートポジション・リリース)



A硬膜系アプローチ(中枢神経へのアプローチ)
脳脊髄液(C.S.F)の循環不全および1分間に6〜12回行われる、波動循環リズム(C.R.I)=頭蓋仙骨リズムの乱れを「5gの圧」により改善し、横隔膜など体幹隔壁の可動制限を「10gの圧」で解放(リリース)していく、文字通りの「超ソフト手技」。(加圧力は下限値)

 <主な目的>
頭蓋底・仙骨底の解放
頭蓋骨・顎関節矯正
横隔膜など体幹隔壁の制限解放
脳脊髄液流・頭蓋仙骨リズムの改善
軟部組織マニュピレーション・内臓マニュピレーションの準備
上記の不全に起因する「痛み」「しびれ」「情緒・ストレス障害」「自律神経系障害」
 「聴覚・視覚・嗅覚障害」「リュウマチ性障害」「不定愁訴」などの改善

 <主要テクニック>
  エネルギー指向テクニック(Vスプレット)等を含む


B内臓系アプローチ
ヨーロッパを中心に行われている別名「無血手術:ブラッドレス・オペレーション」と呼ばれる、内臓系への手技アプローチ。内臓も1分間に7〜8回という内臓リズムを持っており(横隔膜呼吸リズムは1分間に15〜18回位)、このリズムや内臓制限の改善を「20〜100gの圧」で図ります。
また、内臓癒着や胆のう内含物除去・胆管排液の改善などを図ります(この手技だけは一部痛みを伴うものもあります)。特に、体表に近い臓器(胃・腸・肝臓・胆のう)に対して使用頻度が高い。

 <主な目的>
内臓の「痛み」「機能不全」の改善
内臓制限(内臓可動力、内臓自動力)の改善
内臓反射による、体幹の痛み(腰痛・背部痛など)の改善

 <主なテクニック>


Cハード手技系アプローチ
オステオパシーテクニックの中でも、比較的初期から確立していた、主に椎骨骨格矯正のハード手技に分類されるテクニック。(現在のオステオパシーでは「ハード系」の必要は感じないので、当方では必要な場合のみ使用します)

 <主な目的>
椎骨および骨格矯正、それに伴う痛みや神経障害等の改善

 <主なテクニック>


Dその他のアプローチ
未だ科学的解明はなされていないが、原因不明の不定愁訴には「過去の事故などの衝撃エネルギーが体内の筋肉に渦巻くように滞留して抜けきらずに不定愁訴となって苦痛を与える場合がある」と言う仮説の元、体性感情の再念と解放により改善を図るテクニック。

 <主な目的>
他のテクニックで改善せず、身体に強い衝撃を受けた経験がある方の
「体調不良」
「不定愁訴」の改善

 <主なテクニック>


補足
 現在スティルが行っていたテクニックが「A.T.スティル・テクニック」として発表されています。その他、L.V.M.A(低速中振幅スプリンギングテクニック)、呼吸力テクニック、関節法テクニック、ハーモニックテクニックなど種々のテクニックがありますが、いずれにしても当方では安全なソフト系手技を根幹としています。
ソフト系手技でおよばない領域で初めてハード系の手技「スラスト、ニーディング、ハイコンプレッション、ハイテクサムプレッシャー」などを使用します。

『Neoオステオパシー・メソッド』として系統別分類での用語を改定していく計画です。
人体構造学バイオメカニクスに沿った検身・考察を行い、オステオパシーを根幹とした徒手医学Manual medicineによる徒手介入アプローチを、当方では「代替療法」と位置づけています。

神経経路の調整→→関節調整→→筋筋膜など軟部組織の調整→→硬膜系・内臓系→→心の領域。
系統だったプロトコルにより、施術効果は飛躍的に高まります。

カウンターストレインではリリースに90秒必要なところを「わずか1〜2秒でリリースさせるハイブリッド・リリース」を中心として、「心の安静化をはかる前頭前野アプローチ」などを包括した手技体系を発表します。


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