以前から「在宅での家族ケアの方法を教えてもらいたい」というご要望をたくさん頂いておりました。来院された方のご家族には日常行ってもらいたい簡単な方法は指導させて頂いていましたが、「遠隔地からはなかなか来院できない」「転勤のため通院できなくなる」「介護の現場で何かできることはないか」とのご相談が多くなっているのです。
また、近年は頭蓋仙骨療法(クレニオ・セイクラル・セラピー)を希望される来院者も多いのですが、若年者(幼児)や障がい者では、その時の気分しだいで施術できない事もあり、そのような場合は個々に在宅で出来る方法を指導しておりました。
睡眠中に行える手技(クラニアルの初歩)など家庭で行える方法も(反対に言うと「家庭でないと行えない」)多々あります。
このたび、在宅でのケアを主目的とした「手技療法講座」を開講することと致しました。
「介護対象者に自己流でケアを行っていた」「家族にケガや病気の後遺症と生涯付き合わないとならない方がいる」「介護の現場で手技的ケアの必要に迫られている」。そのような方のための実際に使える基本的手技を学ぶことを目的とした講座となります。
正式にオステオパシーを学ぶには相当の時間と費用が必要になりますので、この講座では長年の施術経験から当研究所でオリジナルに編成した手技療法やオステオパシー手技の応用などを誰でも習得できるようにやさしく学ぶこととします。
医学の理論に則った「安全で効果の期待できる手技」を学びますが、施術業務を行うプロを養成するものではありません。
(施術業を目指す方、講座受講後にスキルアップ目指す方は『本科課程』を受講して下さい)
上手に使っていけば、慢性症状や激痛症状にも有効なテクニックを習得できるように講義を行います。
危険性のある手技は当然のことながら使用するべきではありませんので、安全でコンフォート(安楽・快適)な手技を習得し、家族や関わりのある方の健康や生活の質の向上に貢献しましょう!
問い合わせ先 岡山オステオパシー研究所 086-214-3545(ドリーム整体クリニカル)
【 募 集 要 項 】
対 象 者:主に在宅ケアや介護現場でのケア目的として手技療法を学びたい方。
@在宅で要介護者がいる方
Aケガや病気の後遺症などで日常的なケアが必要なご家族がいる方
B介護士
C看護師 など
受講期間:1回=2時間で全10回の講義予定(毎月2回で6ヶ月間予定)
理解の遅い方や技術習得が不十分と思われる方は、追加費用なしで再受講できます。
受講内容:実際に使える効果的な手技を学びます。
伏臥(うつ伏せ)になれない方への、仰臥(あお向け)や横臥(横向き)での
施術方法、睡眠中に行える方法なども具体的に学びます。
@身体の基礎知識
A関節可動域など基礎的な検査法
Bコンフォートマニュアル・リリース1(やさしい手掌タッチや指先を使い筋緊張を暖解)
Cコンフォートマニュアル・リリース2(筋膜ストレッチ・捻圧・マッサージなど)
Dコンフォート・ストレッチ(個別筋肉のストレッチ)
Eコンフォートポジション・リリース(安楽な姿勢を90秒間保持することで筋緊張の緩解)
Fコンフォートモーション・リリース(安楽な方向に体を動かすことで筋緊張の緩解)
Gオイルマッサージ(オイルまたはジェルを使ったマッサージ)
Hクラニアル(頭蓋療法)の初歩
Iセルフケアのための運動療法
※施術対象者がいる場合は、希望者にはその方に必要な施術方法を個別指導します。
(別途費用が必要です。)
受講費用:¥250,000円(教材等一切の料金を含んでいます)
(※「クラニアルの初歩」を追加しましたので増額になりました)
個別指導が必要な場合は別途¥50,000円
※平成26年4月1日以降の申込みは消費税が別途必要です。
講義日程:調整中ですのでお問い合わせください。
(休日や夜間の講義となると思われます)
特 典:受講後に岡山オステオパシー教室本科課程に編入する場合は、本科学費を10万円減額致します。(看護師の方は本科学費70万円から、医療国家資格取得者の減額と合わせると20万円の減額となります)
(注)この講座で学ぶのはオステオパシーそのものではなく、操体法・マッサージ・IDストレッチング・オステオパシーなどの手技療法や運動療法を応用し編成したテクニックです。
施術業務をすることを目的とする方は、東洋オステオパシー学院または岡山オステオパシー教室で本科課程に入学して本格的にオステオパシーを学んでください。 |